XC40の「役に立たない装備」について書くのも、今回で最後になりました。
おそらくこの先、こういった内容を書くことはもうないんじゃないでしょうか。
けっこう、絞り出した感があるんですよね。前々回書いた「アンビエントライト」も前回書いた「レインセンサー」も、別になければないで気にならないわけですし。
ただ、今回書く「音声認識」だけは、もう少し使えるようにしてほしかった…。ブログ主、この点だけは本当にがっかりです。
「音声認識」の機能
というわけで、今回は「音声認識」について取り上げます。
「音声認識」機能については、最近では広く普及していますのであらためての説明は不要と思いますが、XC40ではサンバイザー付近にあるマイクに向かって音声を発することにより、空調やBluetoothに接続した電話、ナビゲーションシステムなどを操作することが出来ます。
操作については、以下写真の「人の顔が音声を発しているイラスト」がプリントされているボタンを押せばそれで準備OK。後は必要なことを話すだけになります。
「音声認識」の問題点
で、この「音声認識」機能ですが、これがまあ驚くほど役に立ちません。
どの程度役に立たないかと言うと、20年以上前に前車RX-7へ取り付けたパナソニックのナビゲーションシステム(「Strada」という名称が与えられる前のモデル)の方がはるかに実用的だった、と言えるレベル。定型文以外は何一つ認識しないだけでなく、そもそも音声自体をまともに認識しないので、ブログ主は早々に使用するのをあきらめました。
一応、音声認識システムの精度を高めるためのアップデートファイルは提供されていて、自分でダウンロードすることが出来るらしいのですが、そういう問題ではないんですよね。停車中にアナウンサーばりの活舌と音量で話しかけても、「自宅に帰る」以外のナビゲーション関連の操作はできませんでしたので。
最初はマイクの調子が悪いのでは、という疑いも持ったのですが、それもなさそうです。電話がかかってきて応答する際には、先方が聞き取りづらいようなことはまったくありませんでしたので。最近のボルボの車にGoogleが搭載されているのは、これが大きな理由だったりするのかなぁ。
ちなみに、ブログ主のXC40は2020年モデル。それ以降のモデルについては、何らか改善されているかもしれません。