雪の季節になりました。
というわけで、今回からはしばらくの間、オールシーズンタイヤで雪道を走った評価について書いていきたいと思います。
対象は、2020年12月にXC40へ装着した「クロスクライメイトSUV」。2022年8月には後継となる「クロスクライメイト2 SUV」が発売され、ドライ、ウェット、雪道のブレーキング性能が5~7%程度向上しているらしいのでこれから購入される方にはこちらをお勧めしますが、雪道での挙動などの傾向は構造的に見て大きな変化はないと思われます。というより、リスクの傾向は旧モデルの方がむしろわかりやすいかと。
よろしければご参考にどうぞ。
「クロスクライメイトSUV」評価の条件
それでは最初に、「クロスクライメイトSUV」を評価する条件について説明します。
まずはタイヤそのものについてですが、サイズはXC40標準サイズの「235/50/R19」を装着しています。当時の走行距離は装着後3,000km程度で、皮むきもしっかり終わって十分に性能が発揮できる状態になったところでしょうか。
車両はもちろん、ブログ主が乗る「XC40 T5 AWD Rデザイン」を使用。これをあえて書いたのは、今回の評価が車両の性能によって大きく左右されるから。特にブログ主のXC40は電子制御式の油圧多板クラッチで積極的な駆動力配分を行う「ハルデックスカップリング」を搭載しているため、それ以外の車両とは挙動に大きな差が出る可能性があります。その辺りを差し引いて、お読みいただけますよう。
ちなみに「ヒルディセントコントロール」は、使う機会がありませんでした。
走った雪道の種類
なお、走った雪道の種類は以下の通りになります。
①薄い雪が道路一面を覆っている場所
②道路表面に雪とアスファルトが混在している場所
③新雪が10cm以上積もった場所
④深い轍が刻まれて凍結している場所
⑤歩行者が頻繁に行き交う場所
今回は、ブラックアイスバーンには遭遇しませんでした。遭遇しなくても、全く歯が立たないことは目に見えているので、むしろ良かったんですけどね。スタッドレスタイヤでも、FR車なんかだと横っ飛びしますので…。ブログ主は、寒い地方では白い路面より黒い路面を警戒するようにしています。
評価については、字数が尽きましたので次回から書いていきます。