《ボルボXC40 × 旅・ドライブ》ときどきネコ

ボルボXC40で行く旅やドライブの記録。時々ネコが出てきます。

オールシーズンタイヤ「クロスクライメイトSUV」の雪道評価(その⑥)


シチュエーション別では今回が最後になります、オールシーズンタイヤ「クロスクライメイトSUV」の雪道評価。

これまでの評価については、オールシーズンタイヤで何とかなる、という結論を書いてきましたが、今回は全く歯が立たなかったケースになります。

まあ、スタッドレスタイヤでも難しい路面なので、当然と言えば当然なのですが。

皆様も、くれぐれもこういった場所での走行はお気をつけくださいますよう。

今回は「歩行者が頻繁に行き交う場所」での評価

というわけで、今回は「歩行者が頻繁に行き交う場所」での評価ですが、具体的には横断歩道などがそれにあたります。

こういった場所には雪を踏みしめた足跡が無数にあって、それが凍った状態になっているため、歩くにも非常に苦労します。

結果は「アイスバーンに次ぐ危険ポイント」

で、こういった場所を走行した結果ですが、アイスバーンに次いで危険という認識を持ちました。

丁字路で停止するため、その前にある無人の横断歩道30メートルぐらい前から減速を開始したのですが、考えていた停止ポイントで止まりきれなかったんですよね。速度は30km/hぐらいだったのですが、予定より2mぐらい前に出てしまって、交差する道すれすれになってしまいました。

理由は、雪が足跡の形のままある程度固まったため縁の部分のみがタイヤと接触することになり、接地面積が極端に小さくなったためと推測されます。XC40に乗り換えて、初めてABSを作動させてしまいましたよ。。

ちなみに、ブログ主がブレーキングを開始するポイントは、一般的な方よりけっこう早め。停止予定位置に対してマージンを取るためと、後方追突を避けることが理由です。それでこの結果ですので、一般的な方なら交差点内に進入してしまうかも。。

ブログ主自身も、郊外で歩行者がいなかったから良かったようなものの、そうでなかったら歩行者を巻き込むようなことが起きていたかもしれません。思い出すたびにぞっとしますし、制動時の性能に関しては、オールシーズンタイヤはまだまだスタッドレスタイヤに及ばないな、と感じさせられた出来事でした。

 

次回、『オールシーズンタイヤ「クロスクライメイトSUV」の雪道評価』、最終回です。