この記事を書いているのは、まだ11月なんですが。
先ほど買い物に行ったホームセンターではクリスマスソングが流れ、一角には販売用の鏡餅が積み上げられていました。
別にルールがあるわけではありませんし、クリスマスやお正月を楽しみにする年でもないのでそう影響はないんですけど。
あまり前倒しされても興ざめ、、というか年末年始の特別感がなくなりますし、こういうことをするのは印象的に逆効果だったりしないのでしょうか。
水素エンジンの魅力-④関連企業の存続
さて、本題に戻って水素エンジンの話です。
今回書く水素エンジン「最後の」魅力は、エンジンに関連する企業が存続できることにあります。
これ、エンジンそのものとはまったく関係ありませんね。でも、決して無視できない、大事なことの一つだと思うんです。
いつだったか時の総理が「2035年から販売する新車はすべて電気自動車にする」と宣言したことがありましたが。その時にブログ主が真っ先に思い浮かべたのが、エンジンに関連する企業の倒産でした。
具体的に言えば、自動車産業を縁の下で支えている町工場の倒産。無論、町工場はエンジンに関するものだけを作っているわけではありませんが、影響を受けるその数や失われる技術は決して少なくはありません。
正直、この時は唖然としましたよ。水素エンジンならガソリンエンジンと構造はほとんど変わりませんし、上に書いた問題を少しでも回避できる選択肢をあっさり切り捨てるのですから。本当に日本のこと、考えてるのかなって。
ガソリンスタンドは…おそらく救われない
しかし、仮に水素エンジンが普及したところで、ガソリンスタンドについてはこれまで以上に大きく数を減らすことは避けられないと思います。
それは、当然の話とも言えますが、徐々に数を減らすガソリンエンジン車を相手に事業を継続するにはまだまだガソリンスタンドの数は多く、いずれ廃業を余儀なくされるケースが増えると考えられるためです。水素ステーションに転換するにも、費用がかかりすぎますしね。
車に乗り始めて以降お世話になったガソリンスタンドが、街の風景から抜け落ちていくのはかなり寂しいものがありますが。そもそもの話として、ガソリンという燃料そのものがいつの日か利用できなくなってしまう以上、こればかりは避けられないのかもしれません。