前回は、EV車は充電の面で色々と問題がある、という主旨のことを書きました。で、今回は、充電設備を拡充するうえでの問題点について書いていくわけですが、何だかこのことをわざわざ書くのがちょっと気が引けたりしています。
それは、世の中の賢い人たちは、ブログ主程度の知識の持ち主が書かなくても、とっくに気がついているはずなんだよな、と思うから。それとも何か、ブログ主が気がついていない解決策があったりするんでしょうか?この先を読んでいただいてこういう解決策があるよ、という方は、どうかご一報くださいますよう。
充電設備はガソリンスタンドには設置できない
で、本題ですが、まず最初に充電設備を拡充するにあたって問題になるのが、法律で充電設備はガソリンスタンドの敷地内に設置できないと定められていることです。
これ、まあまあ致命傷ですよね。要は、充電設備と待ち行列をする車のための場所を、既存のガソリンスタンドとは別に確保しなければならないうえに、現在のガソリンスタンド事業者はほとんどがEV車の充電事業に参入できないわけですから。ガソリンスタンド、ただでさえ経営が厳しく数を減らしていることが伝えられているのに、このうえ新たな投資…土地を確保したり設備を導入するなんて、よほど資金に余裕がある事業者でもなければ難しいでしょうし。宇佐美とかなら大丈夫なのかな?
充電設備が設置可能な場所
それでは、充電設備を設置する場所はガソリンスタンド以外ではどのような場所になるか、ということですが、ブログ主の考えでは以下の通りになります。
・駐車場を有する公共の場所
・駐車場を有する商業施設(ショッピングモール、レジャー施設、ホテル等)
・自動車のディーラー
・自宅(マンション)
・自宅(一戸建て)
ざっくり書きましたので取りこぼしはあると思いますが、だいたいこんな感じかと思います。
これぐらいあれば、数としては十分でしょうか?
ブログ主は、これらの場所だけでガソリンスタンドの給油設備の迅速さを補うのは、極めて困難だと思います。それは、場所として数が確保できるかという以前に、導入コストの問題であったり、陳腐化の問題であったり。
その辺りのことについては、また次回書いていきたいと思います。