このシリーズ最終回にして、ようやく本題に触れます。書いていくのは、ボルボが「次に乗り換える車」の選択肢にならない理由と次に乗る車について。ずいぶん回り道しましたが、これがブログ主の現在の考え方です。
次の車がボルボにならない理由
車検のたびに車を買い替えるような方は、あまりこういうことで悩んだりしないと思いますが。やたらと物持ちがいいブログ主は、しばしば物の買い替えで悩んだりします。
実際のところ、20,000kmを超える距離を走破したにも関わらずわがXC40はほとんど傷みがないため、ディーラーの営業さんから「この車、今ならかなり高く買い取り出来るんですけど」と言われてしまう始末。物持ちが良いことを言えば、先日長年使っているヘアドライヤーの製造年を見てみたら1996年製だったし、わからないでもないんだよなぁ。。ピカピカの状態のままで異音ひとつしないし、というかナショナル製品(当時)の品質が凄すぎ。
話が逸れましたが、ブログ主が次の車としてボルボを選択しない理由は、単純にこの先EV車しかなくなるからです。その内容は前回までの記事で書きましたが、それ以外にも一度電池から発火すると通常の消化方法では消化できず、特殊な消化液に車体ごと数日浸しておく必要があるのが気になったり。ほぼ走行中にしか火災を起こさないガソリン車などとは違い、停車後に発火して大規模火災の原因になる可能性があるため「何となく」いやだなぁと思ったりするのです。
ボルボの次は
では、次に選択する車をどうするのか、ということですが、一番期待しているのは前に書いた「e-fuel」を利用する車になります。環境負荷も低くガソリン車などのように短時間で燃料補給ができて、自車で発電した電気を野外なんかでも使える。この先製造コストの改善が進めば主役になる可能性がありますので、大いに期待したいところです。
なお、「e-fuel」はアウディが先行して実用化を目指していて、トヨタなど国内メーカーが特許を独占されないように後追いしている状況のようです。問題なのは、周辺環境が整いつつあるEV車が普及する前に、燃料の製造コストを下げられるかということ。これが出来なければマイナー車に位置付けられて、燃料を補給できる場所が極端に少なくなってしまう懸念があります。
そうなったらどうしよう、、トヨタのフルハイブリッドにするのかな。ガソリンスタンドが全てなくなることは、車を買い替えないユーザーが一定数残ることを考えればEV車普及後もしばらくはないだろうし、内燃機関は今よりもまだ燃費向上する可能性を残しているからそれが現実的かもしれない。そもそも、フルハイブリッド車を生産できない現在の欧州車に比べれば、これまでも環境負荷軽減に役立ってきているわけだし。
ただ、そうなると次の車は、今のXC40のようにほぼすべてに満足できるものにはならないかな…。「e-fuel」で先行しているアウディ辺りが、理想の車を作ってくれることを期待したいです。