ようやく最終回となります「水素エンジンの話」。
とは言いつつ、今回は番外編のようなもので、ボルボとの「今後」について書こうと思っているんですけど。
ありていに言えば、ボルボとのお付き合いはXC40で最後になってしまうんですよね。。前にどこかで、書いたような気もしますが。
既存ユーザーを無視したボルボ本社の対応
車自体に関しては、不満らしい不満がないボルボなのですが。メンテナンスなどをお願いするディーラー体制には、以前から少しばかり不満がありました。
それは、シンプルに言えば「自宅近くのディーラーが次々となくなった」ということなのですが、具体的には、
①XC40を購入した「虎ノ門」の店舗が閉鎖
②受入先となった「青山」のショールームが閉鎖
③①②の代わりに都心3区(*)に唯一新設されるディーラーはEV車専門の店舗
(*)千代田区、中央区、港区
といったことがありました。そのため、EV車ユーザーでないブログ主は、メンテナンスのたびに中目黒まで行かなければならなくなったという…。
まあ、③については本国の指示によるものであり、日本法人には新店舗が完成に近づくまで伝えられていなかったとのことなのですが、「電動化を進める」=「既存ユーザーの利便性を損なう(切り捨てる)」を平気で行う本国の考え方には、ジーリー傘下となったことの弊害が出ているのかとすら思え、正直がっかりしました。
なお、このことが原因で、ブログ主がEV車に対し以前にも増して否定的になったことは言うまでもありません(逆恨み)。
最後までガソリンエンジン車に乗る可能性
まあ、冗談はさておき、この話を抜きにしても、現時点でEV車以外の車が存続する未来が残されている以上、ブログ主にとって次の車をボルボを含むEV車にするという選択肢はありません。
しかし、水素エンジン車の市販時期が想定以上に遅くなってしまったらどうするか。
おそらくは、現在のXC40をこのまま乗り続けるか、販売終了直前のガソリンエンジン車を購入して使用を禁じられる日まで乗り続けるか、、そんな感じになると思います。
意地になっているわけではないんですけどね。
ただ、生産過程や電力供給面などでの環境負荷にあまり触れられることなく「これからの時代のベストな選択」みたいに扱われているEV車に対し、いささか反感のようなものを覚えているのかもしれません。