今回からしばらく、最近思っていることを書いていきたいと思います。
オーナーズレビューでもドライブ記事でもなく、単なるブログ主の考えを綴る記事。あまりニーズがありそうな気はしませんが、一度整理しておきたくて。
その内容は、次に乗る車の選択肢としてボルボはなさそう、ということと、今のEV化の流れに対しての疑問。ちょっと堅い話になると思いますが、よろしければお付き合いのほどを。
「2030年EV化」の流れ
皆さんも既にお耳にされていると思いますが、「新車のCO2排出量を2021年比で2030年までに55%削減する」という目標を欧州委員会が立てたため、欧州では2030年までにすべての新車をEVとする(ハイブリッド車を含め内燃機関搭載車の生産は実質禁止にする)という流れになっています。
………。
正直、なんだかなぁ、、です。環境負荷を考えて、というのはすべてがウソではないと思いますが、フルハイブリッド関連の特許をトヨタとホンダに独占され、燃費向上(環境負荷低減)の手段がないのを口実にEV化ついでに日本車を締め出す気満々。。
EV車、現時点で全面的に切り替えるのは、色々問題があると思うんですけどね。
今のEV車が抱える問題点
で、そのEV車が抱える問題点ですが、あくまで「現在の」という注釈はつきますが、航続距離に対して充電時間が長すぎる。。テスラのモデル3を例に挙げると、残量20%を80%にするのに「スーパーチャージャー」なるものを使って約30分、自宅などでの200V充電で約15時間。それでいて航続距離は満充電時で400km台半ばといったところ。これでは使い物にならない、というのがブログ主の正直な感想です。
こう書くとイメージしていただきやすいと思いますが、ガソリンスタンドで洗車をしてもらう時、先に来ていた3~4台を待つことがありますが、充電する場合に充電器が1基しかなくて同じように3~4台が待っていた場合、だいたい同じぐらいの時間を待つ必要があるわけです。だいたい1時間半といったところでしょうか…。しかも満充電にはならないうえに、すべてがEV車になってしまったら待ち行列は比較にならないぐらい伸びます。
それなら充電設備を拡充すればいいんじゃない?という話になるわけですが、それはそれでまた問題が山積みで。その辺りの話については、次回また書いていこうと思います。