自宅のマンションの窓から、ENEOSの水素ステーションが見えます。
その周囲は堅牢なコンクリートで囲まれており、仮に大型トラックが突っ込んだとしても、充填設備そのものには届かない構造になっています。
しかし、その水素ステーションの建設を巡っては、「なんだかなぁ」と思う出来事が周辺で起きてしまい。今回は、そのことについて書いていきたいと思います。
水素ステーション建設で起きたこと
それが起きたのは、ブログ主には珍しく、部屋から一歩も出なかった休日のことでした。
ブログ主が住むマンションは、居室数数百の大規模マンションであることもあって、居住者に何らか連絡の必要がある場合は、掲示板や郵便受けを利用することが原則になっています。そのため、個人的につき合いがある場合を除き、居住者が他の住居を訪ねることはまずありません。
しかし、その日は唐突に部屋のインターホンが鳴らされ、見知らぬ住人から玄関まで出てきてほしいとの一言が。そして、いぶかりつつ玄関のドアを開けると、まくしたてられたのが以下の話。
「数百メートル離れた場所に水素ステーションができます。爆発したら危険です。マンションの資産価値にも影響が出ます。一緒に反対運動をしましょう」
知らんがな…。
ちなみに、この件についてブログ主が不快に思った点が2つあります。
①ブログ主が住むマンションでは、このような話は管理組合や理事会を通すのがルール。内容によらず、居室を訪ねての勧誘行為は禁止。
②タバコを吸った直後の住人に、上のことを至近距離でまくしたてられたこと。別のブログに書いていますが、当時のブログ主は重度の化学物質アレルギーで障害年金がもらえたレベル。
特に②については、ブログ主はタバコの煙を少し吸っただけで一日動けなくなるほどに重篤な状態。水素ステーションの建設よりはるかに重大な問題だったのですが、これとは別に、ブログ主がなんだかなぁ、と思ったことがありました。
それは、この反対運動が非常に狭い視野で行われていると感じたことです。
水素ステーション建設反対の矛盾
心情的には、水素ステーションが近隣にできるのは嫌だ、というのはわからなくもないんですけどね。ただ、この話を聞いてブログ主が思ったのは、「既にこのマンションの駐車場を、『MIRAI』が契約車として利用しているのは気にならないのか」ということ。『MIRAI』は良くて、水素ステーションはダメ?
勘の良い方は、もう理由についてお分かりになったのではないでしょうか。
この話、次回まで続きます。