前回の『Eco編』からずいぶん間が空きましたが、ボルボXC40のドライブモード『Individual』編です。とは言っても、『Individual』モードはドライブモードのうちの一つを選んでお好きにカスタマイズしてください、というものなので、ここで書くのはブログ主がどのように設定しているか、という話なんですが。
とはいえ、お読みいただければ何かご参考になることがあるかもしれません。よろしければお付き合いのほどを。
『Individual』に設定したドライブモード
「ポールスター・パフォーマンスソフトウェア」を導入する前、ブログ主は『Dynamic』モードを『Individual』の基本設定として選択していました。普段は『Comfort』モードでゆったりと走り、ちょっと走りたくなったら好みの設定にした『Dynamic』モードに切り替えるために。
しかし、導入後は『Comfort』モードを基本設定として選択。それは、『Comfort』モードをより良い設定にしたいと思ったから、というのはもちろんですが、実はそれよりももっと重要な理由があって。その理由とは…以下の2つです。
理由その①:『Polestar』モードの設定が理想的
まず、一つ目の理由ですが、これは単純明快。『Polestar』モードがすべて理想的な設定になっていて、『Individual』モードで変更したい部分がなかったから。何しろ、最初からアイドリングストップがOFF設定になっているうえ、他の設定もスポーツ走行に最適化された設定になっていて。わざわざ『Individual』で設定する必要がなかったのです。
理由その② :アイドリングストップの問題が解決
次に、もう一つの理由ですが、『Comfort』モードを『Individual』に設定することで、普段使用する『Individual(Comfort)』モードと『Polestar』モードの両方を、ドライブモードとして選択した時にアイドリングストップOFFにできるからです。
これ、ちょっとわかりにくいのですが、ボルボのドライブモードはエンジン始動時は必ず『Comfort』モードが選択され、アイドリングストップしないようにするためには「SENSUS」タッチパネルで操作する必要があって。で、さらにそのうえ、ドライブモードを切り替えるたびに、同じ操作でアイドリングストップしないようにしなければならない謎仕様になっていて(『Individual』モードでアイドリングストップOFFを選択している場合を除く)。
何の地獄ですかね、、これ。ドライバーが運転開始時に「アイドリングストップ不要!」と言っているのだから、ドライブモードを変更してもそのまま維持すれば良いのに。何らか認証の問題だったり、法的な規制があるのかもしれませんが。
ちなみに、『Eco』モードについては選択時にアイドリングストップが働くままですが、ブログ主は空いた高速道路以外では使わないので問題なしです。混んでる高速道路でアダプティブクルーズコントロールと併用すると、車間が空いたところに急な割り込みを食らうことが多くて危ないんですよね…。
なので、使う場面はごく一部。それに、目的地が近づいたら道路が混むことを想定して、「アダプティブクルーズコントロール」動作中に『Individual(Comfort)』モードに戻してしまうので、アイドリングストップの不意打ちを食らうこともなし。
ああ、これでやっと納車以来のストレスが消えた!「ポールスター・パフォーマンスソフトウェア」導入の、思わぬ効果でした。