《ボルボXC40 × 旅・ドライブ》ときどきネコ

ボルボXC40で行く旅やドライブの記録。時々ネコが出てきます。

【SENSUS】ボルボXC40のドライブモード(Comfort編)


ボルボXC40のドライブモード『Comfort編』です。エンジン始動とともに自動的に選択されるこのモード。車のキャラクターに合わせて最適化された設定の、走りへの影響はいかなるものか。以下に書いていきたいと思います。

Comfortモードの特性

◇エンジン

アクセルを踏み込めば欲しいだけのパワーが得られ、ゆっくり踏めばジェントルな加速をする、非常にバランスの取れた設定になっています。この設定が可能なのは、252PS/350Nmのパワーがあってこそ。メリハリは、エンジンにパワーがあって初めてはっきりとわかりますので。なお、ジェントルに走れば、エンジン音もすこぶる上品に聞こえます。

◇アイドリングストップ

エンジン停止前の設定に関わらず、エンジン再始動時には有効になります。認証をこれで取得しているので仕方ないのですが、ブログ主的にはいちいち解除するのがけっこう面倒です。

◇トランスミッション

アクセルを踏み込めば変速ショックを感じますが、基本的に穏やかな設定です。そして、ジェントルな加速をすればまったく変速ショックを感じません。これは、ボルボが、というよりはアイシンAWの美点。変速機と言えばアイシンAWかZF、あとは珍しいところでホリンジャーといった感じなので、世界のトップメーカーとしての実力なのだと思います。

◇ブレーキ

踏めば踏んだ分だけの制動力が働き、約1,700kgの車体を十分安全に停止できる設定です。これは以前の記事でも触れましたが、踏力に応じて正確にトルクが立ち上がるので、とてもコントロールしやすいのが美点です。

◇ステアリング

かなり軽めの設定です。車体剛性が高くあまり揺すられることがないため危険を感じたことはありませんが、安全のためにはもう少し重くてもよいかな、と思います。ただ、コーナーの半径に対してステアリングの操作量が多いので、多少想定外の入力があっても大きくラインを乱されることはないため、気にするほどではありません。

Comfortモードを使用する場面

どのモードを選択して運転するのか。これは、当然人それぞれなわけですが、ブログ主のように運転そのものを楽しむという方でない場合、ずっとこのモードを使用し続ける方が多いのではないかと思います。最初のうちは色々変更してみたものの、そのうち変更しなくなった、みたいな。でも、もしそうだとしても、それはそれで全然良いと思います。ボルボXC40のComfortモードはスポーティにもジェントルにも走れる幅広い設定になっており、楽しく快適な運転ができるはずですので。 

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