今回は、リコール情報についてお知らせします。ブログ主は、ディーラーに持ち込んで既に対策済み。走らせている分には特に違和感はありませんでしたが、ブレーキが対象だけにすぐに対処。オーナーの方には、なるべく早めのご対応をお勧めいたします。ちなみに、ここに記載する不具合による事故は、現時点では発生していないとのことです。
リコール① ASDMの不具合
まず、1つ目のリコールですが、こちらは記事を書いている時点で、ボルボのサイトに届出文書はアップされていません。なので、以下の内容は、ニュースサイトのまとめになります。
①衝突被害軽減ブレーキシステムにて、レーダーおよびカメラを搭載したASDM(アクティブセーフティドメインマスター)のプログラムが不適切なため、前方の静止車両や歩行者をシステムが検知できないことがある。そのため、衝突回避・被害軽減ブレーキが作動しないおそれがある。
②改善措置として、ASDMのプログラムを対策プログラムに書き換える。
③対象は『S60』『V60』『V60クロスカントリー』『V90』『V90クロスカントリー』『XC60』『XC90』『XC40』の8車種、2019年3月15日〜2020年3月11日に輸入された1万2556台。
書いていて思いましたが、これは困る。。当てにした運転をすることはないけれど、万一の時のため装着しているものが動作しないのでは、装着している意味がないぞ。まあ、どの程度の頻度で不具合が発生するかにもよるのですが。
リコール② 制動装置(ブレーキブースタ)の不具合
【2020年9月追記】
12か月点検でサービス担当の方に確認したところ、ブログ主の車両は、本リコール対象ではなかったことが判明しました。どうりで対策済みステッカーが貼付されていたなかったはず。。営業さん、適当なことを言っちゃダメだぞ!
次に、2つ目のリコール。こちらについては、ボルボのサイトに届出文書が既にアップされています。届出番号は「外ー3018」。対象は『XC40』のみで、ポイントとなる内容は以下の通りです。
①ブレーキブースタにおいて、固定ナットが 1 箇所取り付けされていない。そのため、強くブレーキを踏んだ時に異音が発生し 、最悪の場合ブレーキの性能が低下するおそれがある。
②全車両ブレーキブースタを点検、固定ナットを取り付ける。
③改善実施済車には、運転者席側ドア開口部のドアロックストライカー付近に 外-3018のステッカーを貼付する。
なお、届出にはXC40のうち「28台が対象」と記載されていますが、ディーラーに話を伺うと、「この先、ほぼすべての販売済み車両が対象になるだろう」とのことでした。
今後、中古のXC40を購入する予定がある方は、一応注意された方がよろしいかと思います。昨今の情勢を鑑み、対策は「ユーザーが希望しない限り」6か月点検か12か月点検と合わせて行うことにしているようですので、中古車市場に流れた個体には、もしかすると未対策のものがあるかもしれません。