今回は、前回概要を書いた「パークアシスト機能」のうち、「パークアシスト・カメラ」の機能内訳について書いていきたいと思います。
「パークアシスト・カメラ」機能の内訳をあえて書くのは、この機能が複数の機能をまとめてそう称しているからなのですが、この「複数の機能」については、ブログ主の匙加減で整理しようと思っています。
さらっとボルボのマニュアルに目を通したのですが、そのまとめ方ではカメラ機能とは無関係な機能も含まれているようですので。
そんなわけで、マニュアルを参照される場合はここに書かれていることと異なる場合がありますが、その点お含みおきくださいますよう。
「パークアシスト・カメラ」の機能内訳
というわけで、まず最初に「パークアシスト・カメラ」の機能に含まれる、4つの機能についてざっくりと説明していきたいと思います。
①「ズーム」機能
車体の前後左右にあるカメラで周辺を映し出し、モニターで状況を確認することが出来る機能。
②「360度ビュー」機能
カメラ映像を元に作成される、車体と周辺を上方から俯瞰した合成画像により、モニターで状況を確認することが出来る機能。
③「ガイド線」機能
「ズーム」機能や「360度ビュー」機能使用時に、モニターに車体の端の部分が通過する予測線を表示し、確認することが出来る機能。
④「牽引棒」機能
車体にトレーラーなどを接続する時に、モニターに接続するトウバーの移動予測線を表示し、確認することが出来る機能。
まあ、④の機能については、日本でXC40にキャンピングトレーラーなどを接続するオーナーは稀だと思うので出番は少なそうですが、母国の森林地帯にキャンピングトレーラーを接続したXC40が停まっていたりすると風景に映えそうですね。
「パークアシスト・カメラ」の機能から除外するもの
ちなみに、ボルボのマニュアルに記載されている「パークアシスト・カメラ」の機能のうち、以下の2つは除外しました。
・PAS(パークアシスト)
・CTA(クロス・トラフィック・アラート)
理由は、いずれもカメラではなくセンサーの機能に該当するから。
ボルボとしては、モニターへカメラ映像を表示する時にこれらの機能を有効・無効にするアイコンを表示するのでカメラ機能として一括りにしたのだと思いますが、少し違和感を感じます。
ですので、このセンサー機能についてはまた別の機会に触れることにし、次回以降は「パークアシスト・カメラ」機能の詳細と、その使い勝手について説明していこうと思います。