《ボルボXC40 × 旅・ドライブ》ときどきネコ

ボルボXC40で行く旅やドライブの記録。時々ネコが出てきます。

『XC40 Recharge Plug-in hybrid T5 Inscription』試乗しました(その5)


ちょっと今、前回の記事を読み返してみたのですが、ブレーキについてはけっこう酷評してますね。。まあ、回生ブレーキはどれも同じようなものですし、多くの人は不満も抱かずに操作しているはずなので、その辺りは割り引いて読んでいただければと思うのですが。

でも、それならいったい、ブログ主はどうしてこんなにブレーキにこだわっているのでしょう。今回は、そのことについて書いていきたいと思います。

印象が良くなかった点~「ブレーキ」の続き

ブログ主のこだわりを説明する前に、まずは前回記事の最後に書いた、「B」モードはブレーキング時に常時使用するには不十分、と評した理由を説明したいと思います。それは、至って単純な話で、「B」モードにするためには、いちいちシフトレバーに手を伸ばさなければならないから。

これ、けっこう重要なんですよね。前もってブレーキを踏むことが予測できる場合ならまだいいんですが、想定外のタイミングでブレーキを踏む必要がある時にはまず操作が間に合わない。結果、常時シフトレバーを握っておく必要が生じるんです。

ただ、この点については、メーカーがその気になれば比較的容易な解決方法があります。それは、ドライバーがブレーキを踏むタイミングと同調して、自動的にシフトを「D」モードから「B」モードに変更するように設定すること。そうすれば、いちいちドライバーの手を煩わせることなく、減速に十分な制動力と自然なフィーリングが手に入ります。メーカーとしては、「B」モードは下り坂などでエンジンブレーキが必要な時に使用するもの、と位置付けているのでしょうが、安全に寄与することですので、ぜひ実現してほしいと思います。

…もしかすると、回生ブレーキで回収する電力量が減ってしまうことを嫌がってる?

ブレーキフィーリングにこだわる理由

で、ここでようやくブログ主がブレーキフィーリングにこだわる理由の説明ですが、それは「日常の緩やかなブレーキング」と「緊急時のフルブレーキング」以外に、もう一つ「その中間のブレーキング」を確実に行いたい、という希望があるからです。

具体的にどういった場合に行うかというと、高速道路を走行中に突然前車が急ブレーキを踏んで停止したような時、前車に追突しないようにしつつ、後続車に追突されないようにギリギリの線を見極めてブレーキングする、、これをやりたいんです。

こういった時ブログ主は、前車は視界に入れるだけで「視る」ことはせず、バックミラーを主に見ながら「後続車の減速が不十分ならブレーキを微妙に緩め」「十分ならさらに踏み込み」できる限り衝突が回避できるようなブレーキングを行います。

実際、これで後方からの追突を避けられたことが何度かあり、それ故に自分が思う通りにコントロールできないブレーキが搭載された車には乗りたくない…。そういった理由で、自ずと評価が厳しくなっている、というわけです。

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