定期点検の話をはさみましたが、旅の話に戻ります。今回は『網元の宿 和風ホテル礒村』を出発して、岩手県の中尊寺に向かうところから。そういえば、東北地方は宮城県より北に行ったのは初めてだったな。。北海道には飛行機で何回か行ってるけど、北東北は飛行機で行くには近いし、車を使うには遠いし。そんな行ったことがなかった北東北へ気軽に行けたのも、今の愛車のおかげ。運転が楽で乗っていて心地よい「ボルボ XC40」ならではです。
大混雑の中尊寺
しかし、その「ボルボXC40」で訪れた中尊寺は、まだ9時過ぎにも関わらず、大混雑でした。まあ、国宝である『金色堂』がある、天台宗東北大本山の中尊寺ですからそれなりの人出は想定していましたが、マスクをしていないお年寄りの大群があちこちでうろうろ。これはいかん、ということで 、ささっと『金色堂』だけを見て帰ることにしました。しかし、たどり着くまでの道のりが長い。。
参道はこんな感じで、延々とけっこうな傾斜の坂道が続いていました。冬も間近な時期だったにも関わらず、 速足で歩くと大汗をかくレベルです。
その途中で見かけた建物の写真を、いくつか貼っておきます。滞在時間を短くしたため、建物の名前や歴史はチェックする余裕なしでしたが(笑)。
こちらは芭蕉の銅像。
以前に訪れた、山形県の『山寺』にもありました。
たどり着いた金色堂
そして、たどり着いた『金色堂』ですが、この建物の中にありました。
覆堂と言うらしいですが、中に入ってみると果たして、人がぎゅうぎゅう詰めで立錐の余地もない状態…。滞在時間わずか30秒で外に出ました。なので、肝心の金色堂の写真はありません。撮影禁止ではなかったと思いますが、人が写りこんでしまうアングルしかなかったので諦めた次第で…。う~ん、何しに行ったんだか。
ただ、中尊寺は『金色堂』そのものより、参道やそこから見える風景に印象に残るものがありました。
木に残る紅葉と落ち葉の絨毯。
参道から見える東北の風景。いずれも東北地方の冬の入口らしい、少しの寂しさを感じさせつつも美しい情景を見ることができました。
次回、秋深い東北をさらに北へと向かいます。