ボスネコの交代劇があった田代島の三叉路。以前よりネコの数は減ってはいたものの、その場所には交代劇の主役となったネコ以外にも、印象的な2匹のネコがいました。
筵(むしろ)の主
このキジシロ、ずーっと莚の上で香箱座りをしていました。
もちろん、そのこと自体は珍しいことではないのですが、グレーのネコが近寄ってくると恐れおののき(注:グレーのネコはただ歩いているだけ)、ついには莚を離れてしまうのですが、グレーのネコが立ち去るとすかさず戻ってくるという…。その場所、他のネコは興味ないと思うけど、きっと君にとっては大事な場所なんだね。座り心地が良いのでしょうか。
セレブなネコ
野良ネコの中にはびっくりするほど美ネコがいたりしますが、この日一番の美ネコはこのネコでした。
白いブーツを履いた前足をちょこんと揃え、行儀よくしっぽを巻いて座ったその姿。胸元の飾りも豪華で、セレブ以外の何者にも見えません。野良の状態でこれなのだから、ブラッシングしてあげればどれほどの美ネコになることか。少しだけカギしっぽになっているところがチャームポイントです。
にゃんこ共和国へ向かう
三叉路のネコたちに別れを告げ、さらに島の奥へと向かいました。目的地は『にゃんこ共和国』。とにかくたくさんのネコに会いたい、という方は、ここに行けばその願いが叶う定番の場所です。しかし、その場所に到着する少し前、かつては田代小学校があった広い野原で、一匹のネコがブログ主の前に立ちふさがります。
なかなかアートなお顔立ち。。鳴くこともなく、ジッとこちらを見つめてきます。目つきはそんなふうには見えませんが、仲良くしようと言っている模様。
しばらく構っていると、そのうち遊び疲れたのかこのような態勢になりました。こういった無防備な格好は、都会のネコではなかなか見ることができません。というか、だらけすぎじゃないですかね。
ブログ主が再び歩き始めると、一緒についてきたアートネコ。そして『にゃんこ共和国』の敷地に入ったところで、たむろしていたネコたちに取り囲まれます。理由はわからないけど、すごい勢いで匂いをかがれてる。。でも、みんなしっぽ立ててるし、実は人気者の様子。一匹だけ離れたところにいたから少し心配したけど、仲良しみたいで良かったね。
次回、このネコたちが住み家とする『にゃんこ共和国』の様子をお伝えします。