さて、『にゃんこ共和国』です。前回、秋の3連休に田代島を訪れた時には、人の多さからかネコたちが隠れてしまい、帰りの船が出るまで時間を持て余した、なんて目にあってしまったのですが。その時も、ここ『にゃんこ共和国』だけはネコたちで盛況で、来たかいがあったと胸をなでおろしたものでした。そして、今回の様子はというと…
今年は昨年以上に盛況
ご覧の有様です。うかつに歩くとネコを踏みそうになる、という状況を初めて経験しました。そしてここでは、人がどのように動こうとネコは絶対に今いる場所から離れようとしません。ここでは、ネコこそが主なのです(人が作った建物ですが)。
※お時間のある方は、写真を拡大して何匹いるか確認してみてください。何度数えても、正解にたどり着ける気がしません。
ちなみに、立っている場所の後ろを振り返るとこんな感じでした。ハチワレが、何かを狙って中の様子を伺っています。
平和な戦い
そして、建物の前では平和な戦いが繰り広げられていました。ブチのネコが、キジトラ(前足の先だけが白ソックス)に戦いを挑んでいます。じゃれついているだけで、険悪さは欠片もありませんが。
しかし、自分より身体が大きなブチネコに組み付かれたキジトラは、けっこう迷惑そう。そのうちだんだんと本気モードになり、じたばたとその辺りを転げ回ります。そして、
渾身の上手投げ!!耳がイカになってますね。。ブチネコは、遊び相手のご機嫌を損ねてしまったようです。
心に残る食事
熱戦を堪能したブログ主、まだ食べていなかったこの日の朝食を食べるため、土産物屋と食堂を兼ねた建物の中に入ります。そして、メニュー表の中で目についた「大きなおにぎりと潮汁(多分こんな名前)」を注文すると、出てきたのがこちら。
これがもう、美味しいのなんのって。パリパリの海苔にくるまれたふっくらしたおにぎりと、磯の香りが濃く滋味深い潮汁。
数回前の記事に書きましたが、このあと食事に恵まれた、と書いたものの一つがこれです。決して高級な料理ではありません。驚くほど手が込んでいるわけでもありません。だけど、この場所で食べるには、これ以上は考えられない食事。
こういうのでいいんだよ、という言葉を当てはめるには、あまりにも満足感が高かったおにぎりセット。お値段800円也。心に染み入る、価値ある一食でした。