今回は、トランクルームの「積載性」について書いていきます。最初に結論を書いてしまうと、積載能力は想定された用途を考慮すれば非常に優秀なレベルにあり、荷物の出し入れもストレスなく行うことができる、ということになります。
通常使用時の積載性
最初にトランク容量ですが、トノボードを装着している状態で460ℓ。これは、ボルボが利用を想定している「パーソナル」もしくは「カップル」を対象として考えれば、十分すぎるぐらいの容量を誇ります。そのうえ、大きな直方体がすっぽり収まる形状のスペースは、何も考えずに荷物をポンポン載せていくことが可能。特殊な用途にでも使用しない限り、4人家族であっても不足を感じることはないはずです。これは前回書きましたが、トランクルーム後端の出し入れする部分までが、すべてフラットな面であるのも大きなポイント。ただ、最近の車の一般的な傾向にならって、ゴルフバッグの積載性が考慮されていない点は同じです。
上の写真は以前掲載したものですが、ゴルフバッグを真横に積むことができません(斜めにクロスさせている)。最近街を走っている「ジャパンタクシー」や、過去の愛車のMR2が車幅1.7m未満であるのに真横に積めたことを考えれば、車幅1.9m近いXC40にしては少し寂しい結果。
しかし、これはゴルフバッグを積むニーズが減ったから、ということが主な理由ではなく、衝突安全を考慮して車体構造が見直されていることにあると思われます。そう考えると、ゴルフバッグを2本積めれば十分なブログ主としては、これで十分、とも思えるのでした。
後席を倒した場合の積載性
後席を倒した場合の積載容量は、1336ℓと広大です。
しかも、写真で見る感じとは異なり、後席背もたれを倒した部分も含めて完全なフルフラットになるため、トノボードまで外して積めないものがあるなら、それはハイエースでお願いします、と言いたいレベルです。
ちなみにブログ主、別の記事に書きましたが、この空間で一度車中泊をしています。177cmという荷室長は180cmのブログ主が寝るには少々短いものの、頭をテールゲート側にして寝れば問題なし。足首から先が前席シートバックとの間で宙に浮きますが、それが気になる方はマットレスを敷くと良いでしょう。
まあ、実際のところ、この車で車中泊をしようと考える人はあまりいないのでは、とも思いますが、何泊かするドライブ旅行の途中、一泊ぐらいは車中で過ごすのも良いものですよ?最近は飲食店や温泉が併設された車中泊スポットもありますので、温泉の後で食事にビール、あとはそのまま車でぐっすり、、なんてことも出来ますから。
あ、飲みすぎにはくれぐれもご注意を…ってこれは、ドライブ旅行の途中なら宿に泊まる場合でも同じですね。翌日の運転時はアルコールがきちんと抜けているよう、深酒は厳禁といきましょう。