長野への日帰りドライブの話も、終盤となりました。
今回は、ブログ主の中でメインイベントに位置づけていた、ウナギの名店「やなのうなぎ観光荘 岡谷本店」を訪問した話になります。
まあ、訪問というか、実際にウナギを食べるのが目的なわけなのですが、きっかけになったのは、○○(←伏字)の某お店で食べたうな重の物足りなさ。場所柄を考えても、80歳を過ぎたらこれぐらいのウナギの大きさでいいかな、という分量に対し、6,000円近い価格は高かった。味も香りも、印象に残るものではなかったし。
そのため、地方に多くあるウナギをしっかり食べさせてくれるお店に行きたい、と意気込んでこのお店に向かったのですが、その期待は少し違った形で叶えられることになりました。
まさかの「テイクアウト」のみ
というわけで、以下の写真をご覧ください。
…とのことです。
お店に入って話を伺ってみると、このご時世につき人手が足りず、来店者対応ができないためテイクアウトのみ行っているとのこと。
まあ、上の写真のような規模のお店であるうえ人気店ですので、無理もないといったところです。
でも、だからといって、このお店をすんなりあきらめる気にはなれません。
他のお店に行くには時間がかかるし、何よりお店からはテイクアウト用のウナギを焼く香ばしい匂いがあふれ出ており…。
結局、これまで一度もしなかった、XC40の助手席での食事を決意したのでした。
「蒸さずにじっくり炭火焼き」の絶品ウナギ
ちなみに、助手席で食べたのは、外で食べるにはあまりに気温が低く、車内では一番広い席だったからです。
もう少し気温が高ければ、テイクアウトしたものを食べる場所がない時にいつもするように、ハッチバックを開けて荷室に座り、足をぶらぶらさせながら食べたのですが。
上の写真は天竜川に面したお店の駐車場ですが、そのように出来ればさらにウナギが美味しかったことでしょう。
荷室での食事は万一食べこぼしがあってもダメージが少ないうえ、トノボードを外しておけばけっこう快適なんです。
蒲焼弁当 特上 3,600円也(税込)。
お弁当の向きが逆さまですが、冷えるので撮影に長い時間はかけられません。
早々にたれをかけてかぶりつくと、口の中に広がったのは焼けた皮目の香ばしさと上質なウナギの油。
食べたかったのは、このウナギでした。
昨今、たれが主役でウナギは脇役、みたいに感じてしまう蒲焼も多いなか、久々に本物を食べた気がして大満足。ウナギの大きさも上に書いた店の2倍以上はあって、3,600円では安すぎると感じてしまいます。
車内で食べるなら、とお店でいただいたお茶です。熱くないよう、紙コップを二重にしてあるのがとても嬉しい。
近くに行く機会があったら、また必ず立ち寄りたいお店の一つになりました。