唐突ですが、カキフライはお好きでしょうか。
ブログ主は、季節になれば一度ぐらいは食べてみるものの、基本的にはそれっきり。その季節に2度目を食べることはありません。
理由は、カキフライには当たり外れが多いから。
結構あるんですよね、衣が厚くて中身がやせてしまっているものが。そういうカキフライは、衣からじっとり染み出す脂とカキのエキスが混じり合うと何とも気持ちの悪い風味が漂うため、胸焼けしてしまいそうになります。
しかし先日、そういったものとは次元が異なる、理想のカキフライに出会いました。お店の名前は「築地の貝」。名前の通り、貝料理の専門店です。
これぞ穴場の店「築地の貝」
築地、と言えば一般的には場外市場を思い浮かべる方が多いと思いますが。「築地の貝」は、観光客がほぼ足を運ばない、京橋郵便局の銀座側にあります。
この場所、一日通してほぼ日が当たらないんですよね。。そして、この辺りを良く知る人たちは夜に来ることが多いので、昼間はほとんど人通りがありません。観光客が何となく足を踏み入れるには、なんともハードルが高い場所になります。
しかし、ブログ主がこれまで食べて一番美味しかったカキフライは、この店にありました。
ランチのみで食べられるカキフライ定食
そのカキフライがこちらです。
あまり写真の撮り方がよろしくないのですが、カキフライが大ぶりに成型されているのがお分かりになりますでしょうか。
これ、実は複数のカキを1つにまとめ、その上を薄く衣で覆っているんです。なので、一口食べてまず感じるのがあふれ出るカキのエキス。そして、それを後追いするように、ほどよい衣の脂の香りがふんわりと立ち昇って。噛み応えもボリュームも十分で、カキの美味しさを存分に味わうことができます。
お値段は、写真の定食で1,400円(税込)。最近、価格改定があってこの値段になりましたが、2,000円出してもあまり美味しいものが食べられなくなってきた今日この頃、まだまだ十二分にお値打ち価格だと思います。
ちなみに、夜は5,000円~7,500円のコース料理や、貝焼、貝刺しなどでお酒を飲むお店です。機会がありましたら、一度お立ち寄りのほどを。
■築地の貝(築地)
住所:東京都中央区築地4-1-9
大和ビル1階
電話:03-6278-7788
営業時間:平日・土曜 11:30~14:00
17:00~22:00
店休日:日曜・祝日