《ボルボXC40 × 旅・ドライブ》ときどきネコ

ボルボXC40で行く旅やドライブの記録。時々ネコが出てきます。

お気に入りのボルボ…でも次の選択肢がない~その⑤


前回で書き終えるつもりだった「充電設備の設置が可能な場所の問題点について」。ようやくこの記事で最後になります。

毎度のことになりますが、何となく全4回ぐらいになるかなぁと予想していたのに、既に5回目…。書くべきことを漏らさず書こうとしているからとはいうものの、なるべく簡潔にまとめるようにしないと。頑張ります(薄い決意表明)。

自宅(マンション)

車に「補充するもの」がガソリンなどから電気に変われば、これまでは実質的にできなかった自宅での補充が可能になります。ただ、マンションにおいてはかなり難しい部分があり、事実、ブログ主が住むマンションでは実質的に不可能な状態にあります。

それは、100台規模の車が、エレベーター方式の機械式駐車場に駐車する形になっているから。これ、どうやって設備を導入すればいいの…。

もちろん、マンションによっては平置き駐車場もあるでしょうし、設備導入が比較的容易な機械式駐車場もあるでしょう。しかし、マンション住人すべてが車を所有しているわけではないことを考えれば、高額な導入・維持費用がかかることについて管理組合での調整が難航するのは必至。車両台数に応じて十分な充電設備が導入されるのは、一部に限られると言って良いでしょう。

自宅(一戸建て)

充電設備を設置するのに、一番現実的なのが一戸建ての自宅だと思います。200Vタイプのものであれば10万円程度で設置でき、車を購入する際にオプションを付ける程度の出費が増えるぐらいの感覚なので、普及もしやすいかと。

問題点としては、充電に時間がかかることがありますが、その時間を確保できないほど車に乗り続ける人はきっと稀。1回の充電で航続可能な距離以上をドライブする人でなければ、むしろ今のガソリン車よりは使い勝手が良くなることさえ考えられます。

また、今後の技術革新で充電池の規格が変更になっても、おそらく設備更新が不要と思われることも強みと言えます。充電を自宅で行うことを前提とする以上、200Vでも充電可能となるように車を作ると考えられるからです。各家庭への送電インフラを見直したりするようなことは、まずないでしょうから。

まあ、EV車の充電池が電動アシスト自転車のように交換可能にでもなれば、設備そのものがいらなくなりますけど。しかし、そんな充電池が開発されるのは、おそらく未来と言って良いぐらい先のことになるでしょう。

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