夕食が本当に美味しいホテルや旅館は、朝食も絶対に美味しい。これ、これまでの旅でブログ主が得た教訓です。まあ、当たり前と言えば当たり前の話なんですが。
というわけで『網元の宿 和風ホテル礒村』期待の朝食です。
朝食も一切のスキなし
ブログ主の朝は早いです。このご時世、会社がある時には時差出勤、休日は24時間営業のスーパーで早朝に買い物をすることから身についた習慣ですが、そんなこともあって旅行で訪れるホテルや旅館での朝食は、だいたい他のお客さんよりも早い一番乗りになります。で、今回も一番乗りで席に着いたのですが、すかさず提供されたのがこれ。
写真、わさびのお皿は外して撮れば良かったな…という後悔はさておき、朝に提供される品数ではないですよね、これ。そのうえ、特に目を引くのが「生の海鮮」が提供されていること。普通は提供されませんから、朝から生ものは。ただ出せば良いというわけではなく、あえて朝に出す以上は美味しくなければ意味がなく、新鮮さが要求されるわけですし。
で、一緒に運ばれてきたのが、羽釜で炊かれたゴハン。テーブルに1つずつ。部屋数を考えれば、これもなかなかに手間がかかる作業です。
そのゴハンを茶碗によそい、上に「生の海鮮」を盛り付けました。従業員の方から説明を受けてこうしたものですが、即席の海鮮丼の完成です。
見てください、この美味しそうな色つや!盛り付けた時の色の組み合わせも、きちんと計算されてますよね。もう少しきれいに盛り付けろ!というご批判は、甘んじてお受けいたします。
気仙沼の矜持、再び
出来上がった海鮮丼を美味しくいただき、羽釜からおかわりの白いご飯をよそって他のおかずで食べることしばらく。背後から、何やらチリチリと音がするものが運ばれてきました。
…朝からサンマが、まるまる1匹。チリチリと音を立てていたのは、たっぷりと蓄えられていた脂です。ここ数年、サンマは漁獲量も減って何となく食べる機会がないままでいましたけど、ここでお目にかかることになろうとは。しかも朝。身が切り開かれているのは、早く確実に火を通すための工夫なんでしょうか?何と言うか、ここでも「気仙沼の矜持」を見せられた気がしました。
次回、旅の話は1回お休みして、18か月点検の話を書きたいと思います。いや、あまりに長く車の話から離れていますので。。