《ボルボXC40 × 旅・ドライブ》ときどきネコ

ボルボXC40で行く旅やドライブの記録。時々ネコが出てきます。

【XC40で行く】福島・宮城・奥入瀬周遊(2020年11月24日~11月27日)その⑧


帰還困難区域を通り過ぎ、一息ついて間もなく。道沿いに「津波浸水地域」の看板が目立つようになりました。いわきを出て、ここまで何キロ走ったかな。。震災の爪あとはまだまだ続きます。 

再建された坂本駅

コーヒーを買おう。そう思って、宮城県亘理郡山元町の「やまもと夢イチゴの郷」に立ち寄ったのは、偶然のことでした。ただ、月曜日の午後ということもあり、駐車場に車の数が少ないその施設には、コーヒーを買える所は見つからず。。まあ、道の駅ではないので仕方ないのですが。

しかし、コーヒーをあきらめ車に戻ろうとした時、視界に映りこんだJRの駅舎を見て、ふと何か引っかかるものを感じました。さほど利用客が多くないと思われる路線に、妙に新しさを感じる駅舎。そのうえ、周辺はきれいに整地されていて…というより駅の向こう側には何もない。

そこまで考えて気がつきました。この坂本駅、テレビのニュースで見たことがある。震災の時に津波で流され、再建されたあの駅です。

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震災遺構 中浜小学校

そして、これと同時に思い出したことがもう一つ。確かそのニュースでは、同じ山元町内に津波被害を受けた小学校があったことを伝えていたはず。。手持ちのスマートフォンで調べてみると、やはりありました。名前は『中浜小学校』。車でなら時間をかけずに訪問可能な距離にあるその場所は、奇しくも2か月ちょっと前に震災遺構として公開されたばかりでした。

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その中浜小学校です。残念ながら訪問した午後3時頃はちょうど閉館時間だったようで、職員の方が戸締りをして帰られるところでした。しかし、その津波の凄まじさは外から見ただけでも明らか、中に入るまでもありません。

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コンクリート造り以外の部分が、ごっそりもぎ取られています。

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津波の最高到達点は、建物上部の青いプレートの位置。周囲は平坦地で、一時的とはいえ、これほどの水量が押し寄せた光景は想像を絶します。

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中浜小学校の場所です。ちなみにブログ主、数年前にも南三陸町の震災遺構を訪問しているのですが(当時の車はRX-7)、その時は震災遺構の写真は載せませんでした。それが今回載せる気になったのは、津波が押し寄せた時にこの小学校にいたすべての人が、屋根裏部屋に避難して助かったということを知ったから。内部を見ることはできませんでしたが、掲示してあった写真を見ると屋根裏部屋にしてはかなりの広さがあり、よくこのような全員収容可能な空間があったものだと。。甚大な被害を受けた震災でこのような奇跡があったことに少しだけホッとし、そのことを一言お伝えしたいと思ったのです。