《ボルボXC40 × 旅・ドライブ》ときどきネコ

ボルボXC40で行く旅やドライブの記録。時々ネコが出てきます。

伊豆半島でXC40の走行性能を試す(その③ーサスペンション後編)


サスペンション編、後半です。今回は「XC40 AWD Rデザイン」の弱点と思われる部分について書いていきます。試乗時点では、弱点なんてあるの?なんて思ったサスペンションですが、実際オーナーになって走行距離を重ねていくうちに、気になる点が見えてきて。まあ、ほんの些細な部分なんですけどね。。

距離の長い中高速コーナーが苦手

これは単にサスペンションの問題というより、どちらかと言えばSUV車のパッケージングの問題。腰高で四輪駆動でフロントヘビーで。。この手の車は例外なく「Gがかかり続ける距離の長い中高速コーナー」を苦手とします。

具体的な場所を上げれば、高速道路のインターチェンジがそれに該当。特に途中からRがきつく(半径が小さく)なっているところは最悪。きちんと減速しないと、アンダーステアを無理やり抑え込みながら窮屈な態勢でクリアすることになります。

ちなみにこの現象、普段FF車や四輪駆動車に乗っている人には、特に珍しくないことかもしれません。むしろ、これまでミッドシップ車やFR車だけに乗ってきたからこそ感じられることかも。ご存じの方も多いとは思いますが、ミッドシップ車やFR車は相対的にフロントが軽いうえ、「アクセルを踏んで」車を曲げることができるため、こういった局面で苦労することが少ないからです。

なお、こういった場所を苦手とする車は、「シフトダウンしてトラクションをかけやすくして」「イン側のフロントタイヤでクリップポイントを手繰り寄せるようにしながら」クリアすると良いです。…伝わりますかね?

 

左右で位置が異なる連続するギャップを乗り越える際の挙動が荒い 

この挙動をご理解いただくには、まず道路について説明する必要がありますが。まれにあるんですよね、地盤が弱いのか工事が不十分なのか、路面が左右交互に凸凹になっている舗装道路。なので、そうそう多くの場所で遭遇するわけではないのですが、たまたまそういった場所を通った時の挙動が強烈でした。

車体全体が固い箱のように、左右に跳ねる跳ねる…。車体剛性が高いことも影響しているのでしょうが、この車のサスペンションのリア側、トーションビーム(車軸式サスペンション)だっけ、と思うほどでした。実際はマルチリンクなんですけど。

跳ね方は、重量があるフロント側より軽いリア側の方が顕著でした。アームレストに紙コップを置いていれば、中身がこぼれるどころかコップごと飛んでいくレベル。車で移動する際に、口の開いた容器の飲み物をそのままカップホルダーに置く人はあまりいないと思いますが、後席に人を乗せる機会が多い方はご注意を。

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次回、「ブレーキ」について書いていきます。