購入を検討した車の紹介、第3回目。今回紹介する車は「メルセデスベンツGLC」です。
ずっと長い間乗りたいと思っていたオープンカーをあきらめ、なぜか次の候補として選んだ車はジャンルが異なるSUV。全く視野に入れていなかったのに、突如として本命に躍り出たのはどうしてだ。以下、その理由を思い出しつつ書いていきます。
「メルセデスベンツGLC」について
2016年に発売された、「メルセデスベンツGLC」。「メルセデスベンツEクラス」と同じ年に登場し、最初にガソリンエンジン車が設定され、1年後にディーゼルエンジン車が設定されました。
ボディタイプには標準タイプとクーペタイプの2種類があり、サイズはDセグメント。メルセデスらしい内装の豪華さと、実用性の高さが魅力です。
候補とした理由
まず、実車をじっくり見ることが出来たのが大きかった。GLCの前に検討していたEクラスカブリオレを見に、「メルセデスミー東京」へ行った時、ついでに見たのですが。
その時感じたのが、「運転姿勢の楽さ」と「車内の広さ」。これまで乗り継いできた車が「MR2」と「RX-7」の2台だったため、この点は特に印象的でした。まあ、前の2台は、バケットシートなうえにあまり荷物も積めなかったので。
後は、内装の高級感かな。。誰が見ても高級と感じるピアノブラックの質感と、操作系に触れた時の感触の良さ。さすがメルセデス、と思わせるものがありました。
購入をやめた理由
1つ目の理由は、エクステリアが好みでなかったこと。これまで派手な車に乗ってきた自分の感覚では、悪目立ちしないというよりは無難すぎて。。正直、高いお金を払う気にはなれませんでした。
2つ目の理由は、車重に対してのパワーのなさ。前車のRX-7が軽量なうえ300PSを軽く超えていたことを考えれば、かなりストレスを抱えて運転することになるだろうな、と。もちろん、それまでファミリーカーを所有してきた人にとっては十分と言えるレベルと思いますが、自分にとっては大きな落差。これが決定打となり見送りとなりました。
検討期間は2018年の約半年。正直、買わなくてホッとしています。なぜなら、今年のマイナーチェンジでエクステリアが魅力的になり、エンジンがマイルドハイブリッドを搭載するなどかなり強化されたから。それなりに迷ったけど、妥協して購入しなくて良かった1台です。